水産資源の生産

オイカワ人工産卵床造成


オイカワ人工産卵床造成 (ブログより転載)

婚姻色のでた雄オイカワ

雌オイカワ

令和6年7月28日(日)、 利根川下流域にて群馬県呈示量に基づく オイカワ人工産卵床を造成しました。

※事前準備は、場所選定から始まり、漁場管理、水温測定、婚姻色のある個体の生息調査までを一月前から行いました。

造成日が決まった時点で、河川管理者(群馬県)へ連絡し、関係書類を提出しました。


機材運び込みの様子

段取り八分仕事二分とは 大げさですが、準備は大切です。前日から砂利を運んでおいたり、通路の草刈りをしたりと、段取りは欠かせません。


耕耘の様子

午前7時より組合員9名にて始めましたが、すでに気温は28℃。1時間ごとに2℃づつ上がり 作業終了した10時には34℃になり、体力を奪っていきますが、気力は維持。

作業は安全第一です。参加者の個々には 適度に休憩をとりながら作業しました。


石の除去の様子

石積みと耕耘の様子

浅瀬を産卵床に適した流速にするため、石積みと耕耘を行い余分な石を移動させます。


出来上がった産卵床の様子

水深を掘り下げるのに、少し手間取りましたがオイカワ人工産卵床4m✕7mが完成しました。


群馬漁協かかし

  

参加組合員


注意看板と見守り役の案山子を設置し、達成感のある組合員。